お久しぶりです、紫苑(しおん)です。
ポケモンSVシーズン1で使用した並びや環境の移り変わりと使用していた並びなどの備忘録です。
シーズン1はみんなが試行錯誤していたこともあり、あまりにも環境の移り変わりが早かった印象です。
◆環境の移り変わり
シーズン1を大きくわけて次の4つの期間として記録を残す
①ランクバトル開始~序盤(12月10日頃まで)
②中盤(12月11日~12月20日)
③終盤(12月20日~12月31日)
④最終盤(1月1日~シーズン1終了)
①ランクバトル開始~序盤
ランクバトルが始まって色々なポケモンがいる中、新ポケモンで頭一つ飛びぬけていたのは次の4匹
・Sの早いマスカーニャ
・対応がわからない人が突破不可能なキョジオーン
・固有特性と専用技が強いサーフゴー
・特性「てんねん」を持ち、ねむねご地割れができるヘイラッシャ
これらのポケモンと前作から強かったカバルドン、ミミッキュ、キノガッサあたりを組み合わせて構築を組んでいた人が多いように思う
マスボ級到達者も徐々に増え始め、ある程度環境が進んだところで「サザンドラ+鋼」を軸に構築を組む人が増えてきた
特に多かったのは「サザンドラ+サーフゴー」の並びで、眼鏡サザンドラとスカーフサーフゴーで有象無象を破壊していた印象
数日後には「サザンドラ+アーマーガア」にシフトしていき、「サザンドラ+アーマーガア+マリルリ」の並びが周知されていく
これに倣い「拘り竜(サザンドラ,ドラパルト)+鋼(アーマーガア)」が流行
とんぼ返り等で対面操作する構築が増えたことでスカーフマスカーニャも増えた
②中盤(12月11日~12月20日)
やはり人類は強い地面タイプを欲しており、ガブリアスが発見される
この時期はまだアーマーガアが大量発生していることもあり拘り持ちは少なく、「ステルスロック+まきびし」をするガブリアスが数を増やし始めた
同様にカイリューも鉢巻から竜舞羽休めに変化してきており、残飯2ウェポンが主流だったように感じる
2週目の終わりの頃には「炎の渦,電磁波,アンコール,羽休め」型のカイリューが現れはじめた
ガブリアスの台頭、カイリューの開拓、多くのポケモンのフェアリーテラスタルによりサザンドラは一時姿を消す
初手性能が高いとされていたステロまきびしガブリアスの流行に伴い、竜テラスの鉢巻ドラパルトなども登場し、構築内にドラゴンが2~3体いるケースがかなり増えた
ドドゲザンやクエスパトラ、壁コノヨザルも出てきたため、ただ殴るだけの構築では勝つことが難しくなってきた時期でもある
③終盤(12月20日~12月31日)
カイリューの開拓が進み、中盤で姿を見せ始めた「炎の渦持ちのカイリュー」が急増
これに伴い、特性によりアンコールや電磁波が効かないサーフゴーが再評価され、HBサーフゴーが多く登場
ガブリアス+カイリュー+サーフゴー+ドドゲザンの並びが定着していたように感じる
並びを見ても中身がわかりにくいので非常に厄介だった
これらの並びに対して初手圧力をかけられるセグレイブが環境に蔓延る
この頃には受けループの並びが確立されつつあったように感じる(クレベース+ハピラキ+ドヒドイデ)
④最終盤(1月1日~シーズン1終了)
終盤の環境が概ねそのまま進んでいたが、ポケモン単位で見るとステロ持ちコノヨザルが増えた、氷テラスタルのマスカーニャが登場したこと等が挙げられる
最終的な環境は構築まとめを見ればわかるので割愛
◆使用構築
今作はテラスタルじゃんけんになることが分かっていたが、シーズンを通して「再現性のある勝ち」を目指して構築を組んでいた
特に環境中盤まではなるべく命中不安定技を採用せず、再現性の高さを気にしていた
①ランクバトル開始~序盤
有象無象を倒せる「鉢巻ドラパルト」から並びを考え、「鉢巻ドラパルト+ゴツメアーマーガア+突撃チョッキハラバリー」の並びを早期に組むことができた
初手でドラゴンと対峙してもテラスタルをすることで攻撃を耐えるように調整し、ドラゴンアローやテラバーストで一貫を取る動きが試合を組み立てやすかった
上記並びは基本選出のため固定として、裏3体を入れ替えて戦っていたが基本選出の3体が非常に強かった(主にマスカーニャ、サザンドラ、ウルガモス、キョジオーンなどを使用していた)
【使用していた並び】
鉢巻ドラパルト+ゴツメアーマーガア+突撃チョッキハラバリー
(実績:マスボ級3桁を維持、第2回ポケフロBest4)
ドラパルト@拘り鉢巻 炎テラスタル
177-172-98-*-96-195
ドラゴンアロー テラバースト とんぼ返り 不意打ち
・A振り切り
・テラスタル後ドラパルトのA172鉢巻ドラゴンアロー確定耐え
・準速ドラパルト抜き
205-107-172-*-105-88
アイアンヘッド(⇒ブレイブバード) とんぼ返り 挑発 羽休め
・HB振り切り
ハラバリー@突撃チョッキ 飛行テラスタル
216-*-114-150-116-69
パラボラチャージ ボルトチェンジ アシッドボム 濁流
・ミミッキュのA156珠+2じゃれつく確定耐え
・サザンドラのC177眼鏡流星群を2連耐え
・S4振りカバルドン抜き
・地面タイプに対してアシッドボム+濁流するために飛行テラスタル
②中盤(12月11日~12月20日)
環境が進んで地面タイプ(主にガブリアス)が増え始めたことから、ハラバリーの通りが悪くなったと感じて並びを解体した
対策がない構築に対する「塩漬け+身代わり+守る+自己再生キョジオーン」のハメ性能があまりにも高く、このポケモンを軸に構築を組むことにした
地面タイプが拘りアイテムを持っていると、飛行テラスタルで1ターンのアドバンテージを貰えることから飛行テラスタルにし、裏には拘りトリックができてとんぼ返りで対面操作できる「マスカーニャ」を採用
相手の「隠密マント持ちのラウドボーンやサーフゴー」が非常に厳しいため、この持ち物をよく持っているポケモンに対して圧力をかけられる「眼鏡サザンドラ」を採用
サザンドラ、キョジオーンと相性が良い「ゴツメアーマーガア」、サザンドラを軸として選出する際のもう1パターンとして「突撃チョッキマリルリ」を使用した
ラスト1枠はキョジオーンに弱くなく、環境に刺さっていた「フェアリーテラスタルのラウドボーン」とした。
【使用構築】
実績:第3回ポケフロ優勝
本日開催のポケフロ優勝!!
— 紫苑 (@Shionecila) 2022年12月17日
信用可能マスカーニャ最強です👊
臆病CSサザンドラ
腕白HBアーマーガア
図太いHBラウドボーン
意地ABマリルリ
意地ABSマスカーニャ
慎重HDキョジオーン https://t.co/b2bKNaifK4 pic.twitter.com/BIqDcVQdcX
167-*-110-177-111-165
流星群 悪の波動 ラスターカノン 火炎放射
・CS振り切り
205-107-172-*-105-88
アイアンヘッド(⇒ブレイブバード) とんぼ返り 挑発 羽休め
・HB振り切り
ラウドボーン@隠密マント フェアリーテラスタル
211-*-134-163-130-95-90
フレアソング テラバースト 鬼火 怠ける
・アーマーガア意識のS調整
・残りHBなるべく高く
183-112-125-*-100-70
・マスカーニャのA162トリックフラワーを確定耐え
・A振り切り
マスカーニャ@拘りスカーフ
153-165-106-*-91-170
トリックフラワー はたき落とす とんぼ返り トリック
・カイリューのA204鉢巻ノーマルテラス神速を最高乱数切り耐え
・最速ガブリアス抜き
・Aなるべく高く
キョジオーン@食べ残し 飛行テラスタル
207-120-153-*-154-55
塩漬け 守る 身代わり 自己再生
・HDを11nでなるべく高く
・Bあまり
(目安:A178一致とんぼ返り+C177眼鏡流星群を確定耐え程度の耐久)
③終盤(12月20日~12月31日)
④最終盤(1月1日~シーズン1終了)
ゴツメを持ったカイリューやサーフゴーの強さに感銘を受け、耐久カイリューやサーフゴーを使用していた
使用していたポケモンがころころ変わっていたので特定の並びにはならなかったが、シーズン終了時に使用していた並びは次の3体
215-187-115-*-105-135
・H振り切り
・最速70族抜き
・Aなるべく高く
191-*-154-120-122-113
炎の渦 電磁波 アンコール 羽休め
・H16n-1
・B11n
・最速50族抜き
サーフゴー@拘り眼鏡
193-*-126-183-112-113
シャドーボール ゴールドラッシュ トリック 自己再生
・眼鏡ゴールドラッシュでD4振りサザンドラを確定
・サーフゴーのC205シャドーボールを最高乱数切り耐え
・最速50族抜き(カイリューと同速なので扱いやすいというメリットもある)
◆終わりに
久しぶりにポケモンを触って1ヶ月しっかりランクバトルをしたものの、後半になるにつれて環境についていけなかった+単純に実力不足を実感した
シーズンを通して300戦程度したが、もっと対戦したいな~と思える環境だったので1月もポケモンは継続していきたい
◆Special Thanks
・沼通話でポケモンを一緒にやっていた方々
・1ヶ月VALORANTを我慢した俺