思考の更新

 

昨日は葉桜杯 -冬の陣-お疲れさまでした。

結果はベスト8で、幸先の良いスタートを切れたと思います。

葉桜杯に出て1日対戦をして思考の更新をしたのでメモがてら記事に残しておこうと思います。

 

よくあるキャラランク表

 

ランクS

環境のトップ。どの構築にも入れることが可能なポケモンを置いた。

 

カイリュー

型の豊富さ、対処法の難しさ、どの要素をとっても強いことしか言わないのでS。

SSSくらいあると思う。

 

サーフゴー

シーズン1最後の方ではゴツメを持った型も多かったが、シーズン2になってからは拘りアイテムを持った個体が多く感じる。おそらくカイリューにトリックをするため。

スカーフで一貫を取る動きはもちろんのこと、鋼テラスタルの眼鏡ゴールドラッシュはチョッキHAドドゲザンですら1回しか後出しを許さないので考察の余地がありそう。

(C203鋼テラスタル眼鏡ゴールドラッシュが207-106チョッキドドゲザンに41.6%~49.3%)

 

ドラパルト

型だけでも物理アタッカー、特殊アタッカー、両刀アタッカー、壁、鬼火祟り目と豊富なことに加え、持ち物も読めないため相手にしていて非常に厄介なポケモン

カイリューが1竜舞で抜けない素早さを持っている+神速無効であることが環境トップの所以であると感じている。

 

ランクA

構築を組む際にこの中から2~3匹はほしいと感じるポケモンと置いた。

 

ガブリアス

シーズン1で拘り鉢巻持ちが数多く結果を出していたが、今はあまりにも動かしにくい。ただしガブリアスより遅いポケモンたちで構築を組むと簡単に負けることができるのでAの最上位に置いている。

ASでもHAでもHBでも強いが、もう少し型の開拓をしないと環境についてこられない気がしている。

 

マスカーニャ

ガブリアスの拘り鉢巻が動かしにくいことに対して、マスカーニャの拘り鉢巻は非常に強力だと再認識した。

先日の葉桜杯でも鉢巻マスカーニャが活躍していたことは記憶に新しいと思うが、今後の鉢巻枠はガブリアス⇒マスカーニャとなるはず。

襷を持たせて先発に出すのは非常に簡単かつ強力だが、じゃれつくが強いので鉢巻持ちの個体が再び増えていくポケモンだと思われる。

 

ドドゲザン

流行りのゴツメカイリューに対して強くないが、それ以外のポケモンに強いのでこの位置。

特に後述するロトム系統と組み合わせることで強さが格段に上がると感じた。

チョッキ:黒い眼鏡:襷が4:5:1くらいの比率で存在している感覚。

 

ロトム(火)

昨日の葉桜杯でも活躍していた鬼火/電磁波/イカサマ/ボルトチェンジ@オボンの型が非常に強力だと感じた。

鬼火と電磁波を両方採用することで、600族ドラゴンに対して好きな方を入れることができるのが良い点。

鬼火 :ガブリアスカイリュー

電磁波:ドラパルト、セグレイブ、サザンドラ

浮いていることにも意味があり、地震の一貫を切れるのが魅力。

 

ロトム(水)

上記で紹介したロトム(火)の型を真似するかと言われたらそうではなく、眼鏡を持たせて高火力で殴るのが強いと感じている。

ドドゲザンと組ませて強そうなのはどちらかといえばロトム(水)かなと思っている。

ハイドロポンプは極力打ちたくない。

 

サザンドラ

強いことは間違いないが、軸にするポケモンではなく補完で入ってくる印象。

一周回って眼鏡が強かったりするが、やることが分かり切っているので環境的に動かしにくいと思っている。(鉢巻ガブリアスと同じイメージ)

挑発や身代わりでよくわからないポケモンを薙ぎ倒せるのはすごいところ。

 

ミミッキュ

ステロ環境になったせいで襷持ちでストッパーということができないため、積んだ相手のポケモンを切り返せるという点で再評価。

カイリューに殴り勝てるようにする必要があるので型は考える必要があるのだが、無難に珠アタッカーが強そう。

 

ゲンガー

基本的には襷を持たせるので、ステロ環境の今は少し向かい風に感じる。

ステロがなくても強い要因は道連れにあり、アンコール+道連れの型であればステロの有無に依らず活躍を期待できるのでA。

催眠術はお祭りのときにやってください。

 

コノヨザル

シーズン1でステロ撒きとして多く結果を残していたが、現状はデカヌチャンにその役を奪われている。ステロ撒き同士でコノヨザルvsデカヌチャンとなると、ほとんど何もできずにボコボコにされるので評価はかなり下がった。

デカヌチャンがいない構築に対しては仕事ができる、ランクS~Aの他のポケモンたちに強いセグレイブへ耐性があることからギリギリA止まり。

スカーフは普通に強いので評価しているが、構築に霊2~3いることが多いので微妙寄りかもしれない。

 

ランクB

個体ごとの解説は省略

Aになれない理由は、環境にいる型が少なく対処法がわかってしまえば楽なポケモンのため。

(型が違う場合でも対処法は同じ、みたいなことが多い。例えばセグレイブがチョッキ持ちでも竜舞型でも対処法に大きな差異はないと思っている)

 

ランクC

可能性は秘めているが通りがよくなかったりメタられていたりするポケモンたち

 

ランクD

たまに来るとつらいけど勝てる

 

ランクE

考察中のポケモンたち。強そうな型があれば普通に使っていきたい

 

 

キャラランクの話は以上です。

ポケモンオフに出ると強いポケモンを知ることができてとても楽しいなと思いました。

1日中ポケモンをやった疲労感が凄く、普段のランクマで全く頭を使って試合をしていないことがわかった1日でもあります。

 

(おまけ)

昨日の葉桜杯に出て思考を更新したの内容は次のとおり。

ガブリアスの評価を下げた(S→A)

・ドラパルトの評価を上げた(A→S)

・マスカーニャの評価を上げた(A→A:同ランク内での順位上げ)

ロトム系統の評価を上げた(C→A)

・セグレイブの評価を下げた(A→B)

ウルガモスの評価を下げた(A→B)

 

ランクマがんばるぞ~

 

【SVシーズン1】使用構築と環境変遷

お久しぶりです、紫苑(しおん)です。

 

ポケモンSVシーズン1で使用した並びや環境の移り変わりと使用していた並びなどの備忘録です。
シーズン1はみんなが試行錯誤していたこともあり、あまりにも環境の移り変わりが早かった印象です。

 

 

 

◆環境の移り変わり

シーズン1を大きくわけて次の4つの期間として記録を残す

①ランクバトル開始~序盤(12月10日頃まで)

②中盤(12月11日~12月20日

③終盤(12月20日~12月31日)

④最終盤(1月1日~シーズン1終了)

 

①ランクバトル開始~序盤

ランクバトルが始まって色々なポケモンがいる中、新ポケモンで頭一つ飛びぬけていたのは次の4匹

・Sの早いマスカーニャ

・対応がわからない人が突破不可能なキョジオーン

・固有特性と専用技が強いサーフゴー

・特性「てんねん」を持ち、ねむねご地割れができるヘイラッシャ

これらのポケモンと前作から強かったカバルドンミミッキュキノガッサあたりを組み合わせて構築を組んでいた人が多いように思う

マスボ級到達者も徐々に増え始め、ある程度環境が進んだところで「サザンドラ+鋼」を軸に構築を組む人が増えてきた

特に多かったのは「サザンドラ+サーフゴー」の並びで、眼鏡サザンドラとスカーフサーフゴーで有象無象を破壊していた印象

数日後には「サザンドラ+アーマーガア」にシフトしていき、「サザンドラ+アーマーガア+マリルリ」の並びが周知されていく

これに倣い「拘り竜(サザンドラ,ドラパルト)+鋼(アーマーガア)」が流行

とんぼ返り等で対面操作する構築が増えたことでスカーフマスカーニャも増えた

 

②中盤(12月11日~12月20日

やはり人類は強い地面タイプを欲しており、ガブリアスが発見される

この時期はまだアーマーガアが大量発生していることもあり拘り持ちは少なく、「ステルスロック+まきびし」をするガブリアスが数を増やし始めた

同様にカイリューも鉢巻から竜舞羽休めに変化してきており、残飯2ウェポンが主流だったように感じる

2週目の終わりの頃には「炎の渦,電磁波,アンコール,羽休め」型のカイリューが現れはじめた

ガブリアスの台頭、カイリューの開拓、多くのポケモンのフェアリーテラスタルによりサザンドラは一時姿を消す

初手性能が高いとされていたステロまきびしガブリアスの流行に伴い、竜テラスの鉢巻ドラパルトなども登場し、構築内にドラゴンが2~3体いるケースがかなり増えた

ドドゲザンやクエスパトラ、壁コノヨザルも出てきたため、ただ殴るだけの構築では勝つことが難しくなってきた時期でもある

 

③終盤(12月20日~12月31日)

カイリューの開拓が進み、中盤で姿を見せ始めた「炎の渦持ちのカイリュー」が急増

これに伴い、特性によりアンコールや電磁波が効かないサーフゴーが再評価され、HBサーフゴーが多く登場

ガブリアス+カイリュー+サーフゴー+ドドゲザンの並びが定着していたように感じる

並びを見ても中身がわかりにくいので非常に厄介だった

これらの並びに対して初手圧力をかけられるセグレイブが環境に蔓延る

この頃には受けループの並びが確立されつつあったように感じる(クレベース+ハピラキ+ドヒドイデ

 

④最終盤(1月1日~シーズン1終了)

終盤の環境が概ねそのまま進んでいたが、ポケモン単位で見るとステロ持ちコノヨザルが増えた、氷テラスタルのマスカーニャが登場したこと等が挙げられる

最終的な環境は構築まとめを見ればわかるので割愛

 

 

◆使用構築

今作はテラスタルじゃんけんになることが分かっていたが、シーズンを通して「再現性のある勝ち」を目指して構築を組んでいた

特に環境中盤まではなるべく命中不安定技を採用せず、再現性の高さを気にしていた

①ランクバトル開始~序盤

有象無象を倒せる「鉢巻ドラパルト」から並びを考え、「鉢巻ドラパルト+ゴツメアーマーガア+突撃チョッキハラバリー」の並びを早期に組むことができた

初手でドラゴンと対峙してもテラスタルをすることで攻撃を耐えるように調整し、ドラゴンアローやテラバーストで一貫を取る動きが試合を組み立てやすかった

上記並びは基本選出のため固定として、裏3体を入れ替えて戦っていたが基本選出の3体が非常に強かった(主にマスカーニャサザンドラウルガモス、キョジオーンなどを使用していた)

 

【使用していた並び】

鉢巻ドラパルト+ゴツメアーマーガア+突撃チョッキハラバリー

(実績:マスボ級3桁を維持、第2回ポケフロBest4)

 

ドラパルト@拘り鉢巻 炎テラスタル

177-172-98-*-96-195

ドラゴンアロー テラバースト とんぼ返り 不意打ち

 ・A振り切り

 ・テラスタル後ドラパルトのA172鉢巻ドラゴンアロー確定耐え

 ・テラスタルサザンドラのC194流星群確定耐え

 ・準速ドラパルト抜き

 

アーマーガア@ゴツゴツメット 飛行テラスタル

205-107-172-*-105-88

アイアンヘッド(⇒ブレイブバード) とんぼ返り 挑発 羽休め

 ・HB振り切り

 

ハラバリー@突撃チョッキ 飛行テラスタル

216-*-114-150-116-69

パラボラチャージ ボルトチェンジ アシッドボム 濁流

 ・ミミッキュのA156珠+2じゃれつく確定耐え

 ・サザンドラのC177眼鏡流星群を2連耐え

 ・S4振りカバルドン抜き

 ・地面タイプに対してアシッドボム+濁流するために飛行テラスタル

 

 

②中盤(12月11日~12月20日

環境が進んで地面タイプ(主にガブリアス)が増え始めたことから、ハラバリーの通りが悪くなったと感じて並びを解体した

対策がない構築に対する「塩漬け+身代わり+守る+自己再生キョジオーン」のハメ性能があまりにも高く、このポケモンを軸に構築を組むことにした

地面タイプが拘りアイテムを持っていると、飛行テラスタルで1ターンのアドバンテージを貰えることから飛行テラスタルにし、裏には拘りトリックができてとんぼ返りで対面操作できる「マスカーニャ」を採用

相手の「隠密マント持ちのラウドボーンやサーフゴー」が非常に厳しいため、この持ち物をよく持っているポケモンに対して圧力をかけられる「眼鏡サザンドラ」を採用

サザンドラ、キョジオーンと相性が良い「ゴツメアーマーガア」、サザンドラを軸として選出する際のもう1パターンとして「突撃チョッキマリルリ」を使用した

ラスト1枠はキョジオーンに弱くなく、環境に刺さっていた「フェアリーテラスタルのラウドボーン」とした。

 

【使用構築】

実績:第3回ポケフロ優勝

 

サザンドラ@拘り眼鏡 鋼テラスタル

167-*-110-177-111-165

流星群 悪の波動 ラスターカノン 火炎放射

 ・CS振り切り

 

アーマーガア@ゴツゴツメット 飛行テラスタル

205-107-172-*-105-88

アイアンヘッド(⇒ブレイブバード) とんぼ返り 挑発 羽休め

 ・HB振り切り

 

ラウドボーン@隠密マント フェアリーテラスタル

211-*-134-163-130-95-90

フレアソング テラバースト 鬼火 怠ける

 ・アーマーガア意識のS調整

 ・残りHBなるべく高く

 

マリルリ@突撃チョッキ フェアリーテラスタル

183-112-125-*-100-70

アクアブレイク じゃれつく 馬鹿力 アクアジェット

 ・マスカーニャのA162トリックフラワーを確定耐え

 ・A振り切り

 

マスカーニャ@拘りスカーフ

153-165-106-*-91-170

トリックフラワー はたき落とす とんぼ返り トリック

 ・カイリューA204鉢巻ノーマルテラス神速を最高乱数切り耐え

 ・キノガッサのA200テクニシャンマッハパンチを確定耐え

 ・最速ガブリアス抜き

 ・Aなるべく高く

 

キョジオーン@食べ残し 飛行テラスタル

207-120-153-*-154-55

塩漬け 守る 身代わり 自己再生

 ・HDを11nでなるべく高く

 ・Bあまり

 (目安:A178一致とんぼ返り+C177眼鏡流星群を確定耐え程度の耐久)

 

③終盤(12月20日~12月31日)

④最終盤(1月1日~シーズン1終了)

ゴツメを持ったカイリューやサーフゴーの強さに感銘を受け、耐久カイリューやサーフゴーを使用していた

使用していたポケモンがころころ変わっていたので特定の並びにはならなかったが、シーズン終了時に使用していた並びは次の3体

 

ガブリアス@オボンの実 フェアリーテラスタル

215-187-115-*-105-135

地震 ドラゴンテール テラバースト ステルスロック

 ・H振り切り

 ・最速70族抜き

 ・Aなるべく高く

 

カイリューゴツゴツメット

191-*-154-120-122-113

炎の渦 電磁波 アンコール 羽休め

 ・H16n-1

 ・B11n

 ・最速50族抜き

 

サーフゴー@拘り眼鏡

193-*-126-183-112-113

シャドーボール ゴールドラッシュ トリック 自己再生

 ・眼鏡ゴールドラッシュでD4振りサザンドラを確定

 ・ガブリアスのA182地震を最高乱数切り耐え

 ・サーフゴーのC205シャドーボールを最高乱数切り耐え

 ・最速50族抜き(カイリューと同速なので扱いやすいというメリットもある)

 

 

◆終わりに

久しぶりにポケモンを触って1ヶ月しっかりランクバトルをしたものの、後半になるにつれて環境についていけなかった+単純に実力不足を実感した

シーズンを通して300戦程度したが、もっと対戦したいな~と思える環境だったので1月もポケモンは継続していきたい

 

◆Special Thanks

 ・沼通話でポケモンを一緒にやっていた方々

 ・1ヶ月VALORANTを我慢した俺